吉田秋生さんの「海街diary」に登場する「カフェー山猫亭」
のモデルになったお店に行ってきました。
もちろん「しらすトースト」と「ジンジャ・ミルクティー」をいただいてきましたよ!
海街diaryって何?
「海街diary」は、鎌倉の美しい自然を舞台に、
個性的な4姉妹の日常を描いた吉田秋生さんの作品です。
小学館の「フラワーコミックス」から単行本が出ていて、
第11回文化庁メディア芸術祭でマンガ部門優秀賞を受賞しました。
是枝裕和監督により映画化され、第68回カンヌ国際映画祭に出品され、
2015年6月13日から公開されます!
「カフェー山猫亭」のモデル「鎌倉キネマ堂」
鎌倉キネマ堂は、邦画好きのマスターが開いたブックカフェで、
オープンしたのは2003年11月。
店内にはマスターが長年にわたって集め続けてきた
邦画スターのブロマイドや雑誌、書籍、レコード
などが並び、手にとって見ることができます。
書籍や雑誌は800冊以上あるそうです。
(自宅にはさらに800冊あるとか。)
お店を始めたきっかけは、「増えすぎた本をなんとかしてほしい」
という奥様からの要望だったそうですが、
はじめはネットだけで販売していたそうです。
お客さんから「実物を手にとって見たい」という
リクエストが増えたため、実店舗をオープンすることにしたとか。
ただこの物件はもともと事務所だったため、厨房が狭く、
最初はつまみ程度のものしか出せなかったそうです。
「しらすトースト」は、ランチを希望するお客さんの要望に応えるため、
地元産のしらすを使ったメニューを考案したのがきっかけだったそうです。
鎌倉や湘南にはしらす丼を出すお店はあちこちにありますが、
「しらすトースト」は珍しく、すぐに人気メニューになったそうです。
マスターは吉田秋生さんに会った覚えはないそうですが、
「海街diary」の読者の方が訪れて「しらすトースト」を注文されるので、
初めて作品の存在を知ったそうです。
石原裕次郎さんのレコードに合わせて楽しそうに唄いながら、
「いつかきっといらしたんでしょうね」と笑顔で語ってくださいました!
「しらすトースト」は、「海街diary」第4巻「帰れないふたり」の
「おいしいごはん」(154ページ)に登場します。
バターが塗られた厚切りの食パンに、
しらすと海苔がかかっていて、このコラボが最高!
美味しい~。
しらすとパンってほんと合いますよね!
ジンジャ・ミルクティーとの相性もばっちり!
「鎌倉キネマ堂」への行き方・駐車場
最寄り駅は、JR鎌倉駅。
東口から徒歩6分の場所にありますが、小町通りから行くとわかりづらいので、
若宮大路(県道21号線)から行った方がいいです。
その場合は「鎌倉駅入口」から若宮大路に出て、
鶴岡八幡宮方面へ向かいます。
「二の鳥居前」を過ぎて、「鳩サブレー」の豊島屋本店まで来ると、
路上右手にこんな看板が出ています。
お店は左手の細い路地の奥にあるので、通り過ぎないように注意!
駐車場はないので、近辺のコインパークを利用してください。
鎌倉キネマ堂
神奈川県鎌倉市小町2丁目11-11 0467-22-6667
年中無休 11:50~19:00