日立の街中をドライブ中に見つけたカフェ「オキーフと三春」。
名前に惹かれて門をくぐると、そこは・・・
創業70年の老舗料亭のお座敷に、美的でアート感覚あふれる
くつろぎの空間が広がっていました!
オキーフと三春ってどんなお店?
JR日立駅海岸口から徒歩数分の場所に、
一軒の老舗料亭がひっそり佇んでいます。
海に面しており、お店から日立バイパスの高架橋がよく見えます。
「三春」はここを始められた女将さんの名前で、
現在の女将さんのおばあさまに当たるそうです。
建物は外も中も趣があり、アンティークや絵画が
柔らかい照明の光に照らされ、とても落ち着いた雰囲気。
ギャラリーのような店内の2階に上がると大広間のお座敷があり、
そこで喫茶部「オキーフと三春」が営業しています。
パティシエは東京で修行した井上克展さん。
通信販売限定のスイーツショップ「オキーフ」を営んでいた井上さんが
「三春」の女将さんとコラボして始めたのだそうです。
だから「オキーフと三春」なのね!
オキーフと三春のメニュー
井上さんがつくるお菓子は、
「素朴で飾り気がないけど、飽きることなくいつまでも親しめるような、
どこか愛嬌のあるお菓子」なのだそうです。
食べてくれる人の喜ぶ顔を想いながら、丁寧に心をこめて作っているそうです。
テーブルの上に置かれたメニューを開くと・・・
チェリータルト
イチジクタルト
笹巻ランチ
おまかせランチ
鰻
ウニ
ポーク
どれも美味しそう!
残念ながら食事は済ませた後だったので、
今回はチェリータルトとコーヒーをオーダーしました。
店内に置かれた本を読みながら待ちましょうか。
来ました!
チェリータルトは甘すぎず、とても洗練された上品な味わい。
コーヒーもとても美味しい!
ここは喫茶店やカフェと違って和室のせいなのか、
時間の経つのを忘れて、ゆっくりくつろぐことができました。
窓から差し込む光が気持ちよく
什器なども風情があり
屋根の向こうには海が!
「オキーフと三春」いいなぁ。
私も友だちもすっかり気に入っちゃいました!
オキーフと三春のイベント
大広間の隣にはギャラリーがあり、
作家さんの作品などを展示してあります。
定期的に作家さんの展示会やトークイベントなども開かれるそうで、
その時には特別メニューなども用意されるようですよ。
もちろん「ジョージア・オキーフ」もあります。
(井上さんはオキーフが大好きでお店の名前にしたそうです。)
オキーフと三春まとめ
ここの魅力は、建物の風情やスイーツの美味しさだけでなく、
女将さんとパティシエの「おもてなし」にあります。
おふたりとも品がよく、とても気さくな方です。
料亭なので、はじめは敷居が高い感じがしていましたが、
あたたかい雰囲気に気持ちが自然に和んでいきました。
日立に行く機会があればまた立ち寄りたいと思います。
その時は三春さんのランチもいただこうと思います。(笑)
オキーフと三春への行き方・アクセス・駐車場
JR常磐線「日立駅」の海岸口を出て、海沿いに大洗方面に向かって
300メートルくらい進んだ左手にあります。
通りからちょっと奥まったところなので
初めて行くと気付かずに通り過ごしてしまうかも。
路上にこんなかわいい看板が立っています!
隣の「昭和活版所」の趣のある建物(現役ですよ!)が目印かな。
駐車場はお店の前に数台分あります。
オキーフと三春
茨城県日立市旭町2-8-14 0294-22-1567
12:30〜18:00 不定休(オキーフと三春Facebook)