4月11日(土)午後3時~午後9時に水戸の護国神社境内で開かれた
音楽ライブ・パフォーマンス・イベント
「桜山さくら祭りナイトライブ~花見でボノボ~」に行ってきました。
会場に到着したのは日も暮れかかる時刻。
周辺の駐車場はほぼ満車でした。
おなかがすいたので、まずフードエリアでお蕎麦をいただきます。
ここのお蕎麦は手打ちなんです。美味しい!
午前中雨が降っていたせいか、
イベントの開始は予定よりもちょっと遅れたみたいです。
最初のグループはSUN DRUM。
2010年に旅とアフリカを愛する打楽器奏者、
坪内敦さんを中心に結成されたバンドです。
アフリカやアジア、日本の民俗音楽にインスパイアされた
打楽器と歌とダンスで盛り上げてくれました。
このお面がキモカワイイ!
さて、日がさらに傾いてきて、
桜が怪しげな色合いになってきましたよ~♪
こちらはニューオリンズファンク、R&Bの
凄腕リズムセクションバンド、CRAWFISH FUNK。
世界的なギタリスト福田Macマクニさん、
ベースの山本賢介さん、ゴスペルオルガンの米田直子さん、
ドラムは渡野辺マントさん、ボーカルの中島YUMIさんが
極上のFUNKを聴かせてくれました。
日がとっぷり暮れると、護国神社境内は、
日常を離れ、異界の祝祭空間と化しています。
そうです。
次は、各地の海山川田んぼ、どこにでも馳せ参じ、
命を寿ぐ祝いの舞いを舞う、異相の舞人集団
ささらほうさらの登場です!
「ギャーッ」という奇声とともに、
全身に金粉を塗りたくった怪人たちが闇からヌッと現れ、
奇怪な舞を舞うさまに、観客はド肝を抜かれました。
私もドキドキしっぱなし。ほんと凄かったです!
喉が乾いちゃったので、コーヒーを飲んで休憩。
すると・・・
カラオケのような、聴いたこともないような
奇妙な音楽が流れ始めました。
そうです。
カセットテープに録音した自作曲のカラオケを
カラオケマシーンで再生して歌いまくり、踊りまくる
ガレージカラオケの最右翼、ヨロ昆撫の登場です!
ヨロ昆撫は唄ヨロ市さん、踊りきる実さんの2人ユニット。
予測不能なリズムとメロディーの流れ、
摩訶不思議な歌詞の内容に笑いが止まりません!
「ぷにょぷにょまつり~」
隣で観ていた外人さんも大笑い。
会場にいた多くの人が笑っていました。
ヨロ昆撫最高!
気に入っちゃいました。
次は何が始まるんだろう~。
妖艶な衣装と踊りでステージに現れたのは、
世界中を踊り旅するダンサー、Yoshieさん。
Yoshieさんは、「アトリエ ムネモシネ」を主催していて、
映画やTV、大使館、海外のベリーダンスフェスティバルへ
ゲスト出演したり、ピースボートで講師を務める方です。
日本人離れした存在感とダンスの美しさにうっとり!
Yoshieさんの後を継いで現れるのは、タカダアキコさん。
こちらもベリーダンスですが、火を使います。
すごい!
タカダアキコさんは、ベリーダンスにとどまらず、
昭和歌謡、舞踏、ちんどんなど身体を音に近づける表現
を試みるアーティスト。
ソロの他、「Caravan Tent」や「アキコと野生の王国」などで
ジャンルを超えたアーティストたちと共演して
独創的なパフォーマンスを披露しています。
とても素晴らしかったです!
さぁ、いよいよイベントも終わりが近づいています。
トリを務めるのはドドイッツ。
東北の山奥で行われているといわれる妖怪秘密パーティーで
演奏されている「妖怪ミュージック妖怪ダンス」を
人間界に広めるために活動しているバンド。
普段は水戸のセンバヤマスタジオに潜んでいるようですが
イベントの終わりを見事に飾ってくれました!
実は今回の「花見でボノボ」の仕掛け人は、
ヴォーカルのうんけんさん。
神社の宮司さんからねぎらいの言葉がありましたが、
これだけ内容の濃いイベントを準備するのは大変だったと思います。
お疲れ様でした。
護国神社で「花見でボノボ」は、5年ぶりだったそうですが、
来年もぜひ参加しようと思います。
こんな素晴らしいイベントが無料なんて信じられない!