NHKの「ひるブラ」で今年の8/31に紹介された
茨城県笠間市の栗専門店「小田喜商店」に行ってきました!
笠間市小田喜商店の店内
「ひるブラ」で峰竜太さんと豊田エリーさんが向かった「小田喜商店」はこちら。
栗の甘露煮
栗きんとん
栗しるこ
栗ペースト
栗アイス
といった栗の加工品を製造・販売しています。
栗が加工されて製品になるまでには、
栗を拾って収穫する
皮のついたままの栗を選別する
栗の皮をむく
栗を煮る
ビンに詰める
殺菌・冷却する
といったいくつもの工程を経ますが、特に大変なのは「栗の皮むき」ですよね。
これはプロの「剥き娘」が栗の皮をむいている様子ですが、信じられない速さ!
こうむけるようになるには1週間くらいかかるそうです。
さて、「ひるブラ」でも紹介されていましたが、
笠間には日本の栗史上初の「奇跡の栗」と呼ばれる品種があります。
「ぽろたん」です。
ぽろたんが誕生したのは9年前。
普通の栗は渋皮がなかなかむけませんが、3分ゆでればポロッと皮がむけるところから
「ぽろたん」という名前になったそうです。
かわいらしいネームですよね!
お店の方が隣の厨房で見せてくださいました♪
これが「ぽろたん」です。
な~るほど、たしかに皮がカンタンにむけますね!!
表面にシワが寄っているのが見えますか?
栗は皮の下のところが一番美味しいので、
「ぽろたん」は普通の栗よりも美味しい部分が多く残っているんですって。
パクっといただきま~す!
お・い・し・い♪
ついでにお店の隣の倉庫も見せていただきました。
たくさん並んでますね~。
栗は収穫時期によって、
早生(8月末~9月下旬)
中生(9月下旬~10月中旬)
晩生(10月上旬~10月下旬)
に分かれるそうです。
茨城県で一番多く収穫されるのは、栽培面積の30%を占める
中生栗の「筑波」と呼ばれる品種なのだそうです。
栗の主成分は「でんぷん」ですが、豆やイモに比べ
でんぷんの粒子がきめ細かいため、味わいが上品なのだとか。
栗にはたんぱく質やビタミン、カリウムが比較的多く含まれ、
サツマイモよりも食物繊維が多いそうです。
また、特筆すべきなのは亜鉛が豊富に含まれていて、
渋皮には「タンニン・プロアントシアニジン」という
ポリフェノールがを多く含まれていることだとか。
栗は身体に良い健康食品なんですね!
おおっ、焼き上がったみたいですよ。
またまた、いただきま~す! これまた、お・い・し・い~♪
美味しい栗は、おしりの部分で見分けるそうです。
おしりが大きい栗よりも小ぶりな栗のほうが美味しいんですって。
小田喜商店で買えるもの
さて、おみやげに何か買って帰ろうかな。
小田喜商店には、生栗や焼き栗の他に
栗やのくりきんとん
ぽろたん栗甘露煮
栗やのくりしるこ「ほっ」
いわまの栗アイス
茨城栗ペースト
衣栗(栗渋皮煮)
といった商品が並び、どれも魅力的で迷います!
店内にある試食品で味見して選んだのが、いわまの新・栗菓子「ぎゅ」。
一見羊羹のように見えますが、栗と砂糖だけでつくられています。
既成の菓子の範疇に入らない全く新しいタイプの栗菓子で、
栗そのものの本来の美味しさを探求してつくられたんだそうです。
さっそくいただいてみましょう。
栗の旨味が「ぎゅっ」と詰まっていて、食べたことのない美味しさ!
アイスとの組み合わせもイケるわ!!
栗ペーストが30%入っています。栗の風味をお楽しみください。[笠間ふるさと名品][ふるさと割30… |
ほかに気も「栗屋の栗菓子」「笠間焼に入ったいわまの栗菓子」
といった小田喜商店オリジナルの創作焼き菓子があり、
こちらは11月からの販売と予約販売のみの扱いなのだそうです。
う~ん、どれも食べてみたい!
笠間市小田喜商店への行き方
お店はJR常磐線「岩間駅」から1.2kmほど離れた場所にあり、
県道30号線沿いに行けば、徒歩でも15分くらいで着きます。
小田喜商店は今年の「かさま新栗まつり」には出店しませんが、
会場から800メートルくらいの場所なので、イベント帰りに寄ってみてはいかがでしょうか。
小田喜商店
茨城県笠間市吉岡185-1 0299-45-2638
9:00~19:00